ミャンマー&カンボジア リユース市場視察のまとめ – RE-Business

ミャンマー&カンボジア リユース市場視察のまとめ

先日のミャンマー&カンボジアのリユース市場の視察をまとめました。

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ヤンゴン~プノンペンと2つの都市を

日本の中古品市場の可能性を探るべく

35人の日本人で5日間かけて回りました。

 

途中、

ASEANの洗礼もありダウンしかける参加者もいたりと、

若干ハードな視察になりましたが、

現地の情報を直接見たり、聞いたり、肌で感じることで

各々とても価値のある発見を得ることができました。

 

~First Day~

初日は成田からヤンゴンへ。

到着はヤンゴン時間で16時前後。

 

初日はお食事も兼ねた顔合わせでスタート。

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ホワイトライスというヤンゴンにある人気の中華レストランで自己紹介を兼ねて、今回の視察に向けたお話をして解散。

 

~Second Day~

2日目から本格的に視察スタート

現地の日系リユースショップやユザナプラザ等の現地ショッピングモールを視察し、

ヤンゴンの小売市場の現状を実際に見てたり、現地のマネージャーから直接話を聞きます。

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ショッピングモールの後は、機械や工具のマーケット。

炎天下の中、

お店の人に商品の仕入れから出口、数字等を情報収集。

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さすがに東南アジア。

足を使っての情報取集は日本よりも体力が必要。

その代り、かなり貴重な情報も手に入ります。

 

夜は現地の日系企業のオーナーやマネージャーを複数お招きし、トークセッションをしながらのディナー。

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進出のきっかけやミャンマーでビジネスをするチャンス等のお話はもちろん、

失敗談等もあり、かなりリアルなお話が聞け盛り上がりました。

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~Third Day~

ヤンゴン最終日(3日目)は、シュエダゴン・パゴダへ。

海外で仕事をするためには、マーケットの数字だけでなく、その国の文化やその国民の価値観を知らないといけません。

ミャンマーは仏教の教えがかなりのレベルで国民に浸透している国。

その象徴であるシュエダゴン・パゴダへ。

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シュエダゴン・パゴダに参拝する前に、自分の誕生した日の曜日を調べておく必要があります。

そこには曜日を司る動物がいるので、自分の曜日の動物にお参りをします。

 

シュエゴダン・パゴダの後は、次の都市プノンペンに向けて出発です。

 

ヤンゴンからプノンペンは直行便がなく、

バンコク経由でのフライトになります。

 

ここで、今回の視察ツアーで最初の洗礼が訪れます。

 

チェックイン中、停電が6回ほど発生。

チェックインするためのコンピュータが何回も再起動を繰り返す。

さらに、空港のスタッフのマイペースな手続。

 

一向に手続が進まない。

 

結局、飛行機の時間が1時間遅れましたが、無事ミャンマーを出国。

 

無事バンコクに到着し、

安心していたメンバーを待ち受けていたのは

バンコクからプノンペン便が3時間遅れという洗礼の第二弾。

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出国が深夜0時を過ぎるという、ちょっとしんどい状況。

それでも、トラべライフの精神で楽しみます。

 

これも東南アジアを体感することの一つ。

 

そして1時過ぎにプノンペンに到着。

 

ロスバゲッジ等もなく、

全員無事にホテルまで行くことができました。

 

~Fourth Day~

プノンペン初日(4日目)は成功企業の講演からスタート。

プノンペンで圧倒的一番店である、良品買館さんから進出のきっかけや、プノンペンでリサイクルショップを成功させる秘訣等の貴重なお話をして頂きました。

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写真はカンボジア支社長の森さん。

 

ここまで話して大丈夫?っていうくらい数字などもオープンに話して頂き、リアルな情報を提供して頂きました。

ありがとうございます。

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講演の後は、

プノンペン最大の中古卸市場である、スタメンチャイにあるヘンリー中古市場へ。

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この市場には日本や韓国等から入ってくる自転車やバイクや衣類の中古品が集まります。

ここを見ると、カンボジアには中古品が多く流通しているということを目でみて実感できます。

 

ヘンリー市場を見たあとは、すぐ近くにある日系のリサイクルショップのドンドンダウン。

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毎週水曜日に値段が下がるという鮮度管理は日本のショップと同様。

ここでもオーナーの方からお店の話やプノンペンのリサイクルショップの現状等をお話して頂きました。

 

ドンドンダウンの次は良品買館へ。

お店に入った瞬間にここが確実に一番店だとわかるほどの店舗面積と商品の品揃え。

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圧倒的な物量。

完全に他店舗を包み込んでいます。

 

リサイクルショップの一番店を視察した後は、中古工具や中古小型機械マーケットへ。

主に発電機・電動工具・農機なんかの機械の仕入れや買取金額や販売金額等を直接情報収集。

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炎天下の中、

全く空調のないショップでの視察で、この時点で結構体力を消耗してますが、ここでしか手に入らない情報が満載で気力で走り切ります。

 

この次はダイヤモンドアイランドを回りながら、イオンモールへ。

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翌日のイオンさんの講演の為、事前視察。

イオンは空調が効いていて完全にオアシス。

 

最後に夜は日本食レストランで食事を取り、ホテルで解散。

 

~Last Day~

視察最終日はイオンさんの講演からスタート。

講演内容は非公開のため、詳しくは書けませんが、

出店にあたっての市場データや今後の消費の予測や、イオンの計画等もお話し頂き、

カンボジアの小売マーケット全体のことがよくわかりました。

 

その後は船井総研による視察のまとめ講座。

今回のヤンゴン・プノンペンの視察を振り返り、気づきのシェアや進出するにあたってのポイントをお話しさせて頂きました。

 

最後は建設機械企業を視察。

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視察先の企業はトゥールコークから北東方面に、奥に入ったところにあり、

道中バスが揺れまくりでプノンペンじゃない、リアルなカンボジアのインフラを体感できました。

建機の視察からの率直な感想は、これから建機は確実に儲かりますね。

流通金額や回転率を聞いていると需要に供給が追い付いてないのが完全にわかります。

そして、この市場は建設ラッシュが始まるこれからがもっと熱い。

 

最後に今回のツアーで感じたことを簡単にまとめると、

“Made in Japan”よりも”Used in Japan”

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ヤンゴン、プノンペンのリユース市場で見えてきたキーワードは、”Used in Japan”

Made in Japanではなく、Used in Japan。

実際に現地を見て、

直接話を聞くと、

日本人に認められた品質というものに対して、現地では価値があるということがわかりました。

 

例えば、

ヘンリー市場の自転車なんかもそうですよね。

日本から入ってきている自転車は付加価値がついて高額になります。

 

しかし、

よく考えてみると、日本製の自転車なんてほとんどありません。

日本で流通している自転車も日本で作らているものよりも、海外で作られたものの方が多い。

 

大切なのは日本で作られたということよりも、日本人が品質を認めて使っていたということ。

 

ミャンマーもカンボジアも、国内向けの製造業というものがほとんど存在しません。

どちらの国も基本は海外からの輸入品に頼っています。

 

どちらの国も成長はしていても現時点では先進国ほど豊かでなく、

どうしても経済的に安い物しか買えないという人は少なくありません。

 

そして、

現時点で出回っている安い物は粗悪な物が多く、

衣類なんかでも数回洗濯したらボロボロになってしまう物も多いです。

 

そんな中で日本で流通していた物は丈夫で長持ちする物が多く、

日本人が使った物に対して信頼があります。

 

良い物でも新品だと高くて買えないが、

日本人が使ってた丈夫な中古品なら手に入る価格で、信頼もできる。

 

そんな日本に対する信頼感が今のカンボジアやミャンマーのリユース市場を伸ばしています。

 

(ライター:清水宏輔)