レンタル業における「倉庫」の考え方 – RE-Business

レンタル業における「倉庫」の考え方

どうも、藤本です。

今日はバレエ衣装レンタル会社さんでコンサルティングの1日。

こちらの会社さんは衣装在庫があまりに膨らみすぎて、どういった条件で「廃盤(引退)」という意思決定をするのか。

というルール決めが重要になっており、
それに現在取り組んでいます。

僕はかれこれ約10年近くレンタル産業に携わってきたわけですが、保管場所の課題は結構どこにでもあります。

あっ、その前に。
取り扱うレンタル商品や、業界によって保管場所のことを

「倉庫」と呼んだり、「ヤード」と呼んだりしますが皆さんがイメージしやすい言葉として以下「倉庫」と統一しますね。

さて、レンタル会社にとって最も理想的な倉庫の状態ってどんな状態だと思いますか??

 

答えは「レンタル在庫0」という状態です。

誤解のないように付け加えておくと、在庫商品0というのは

「商品が足りなくて、お客様にお断りしている」という状態の0ではありません。

稼働率100%の状態を示す0です。

つまり商品が返却されたら、必要なメンテナンスやクリーニングを施し、次のお客様に向けてスグ出荷。

そのおかげで倉庫にはレンタル在庫が1つもない!!

という状態。

この状態って実は極端です。僕はこれまでそんな需要に対してピッタリの倉庫を見たことがありません。
(一部季節商品だけのレンタル会社さんや長期稼働商品の場合はあります)

ただし、これもそのうち実現可能な世界になると思われます。

需要予測(お客様のオーダー予測)が先にピッタリよめればできますよね??

おそらくAI(人工知能)やMA(マーケティングオートメーション)などのIT導入が普及すればそれも可能な世界がやってきます。


ちょっと話が未来の世界にそれてしまいましたが、

僕が言いたいのは「レンタルはスペース生産性ビジネス」だということです。

これは店舗業態(飲食・小売)で言えば「坪効率」と言われる考え方とよく似ています。

限られたスペースにレンタル商品を陳列しておくわけですから、可能な限り無稼働商品はなくしたい。

例えば倉庫のスペースが100だとして、

60の商品はレンタルに出て、帰ってきてはスグ次のお客さんにレンタルに出る。(稼働率が高い商品)

しかし残りの40商品は1年に1回もレンタルに出かけていかない。

という状態はスペース生産性が低いと言えます。


スペース生産性を高めるためには!?

レンタル会社さんの場合、とは言っても

「1年に1回は出るので置いておかなければいけない」

「特定のお客様のために、あまり稼働はしないけど置いとかなければいけない」

という事情があるのはあります。

その事情を一旦置いといて考えると、スペース生産性を高めるには大きく2つの方法があります。


 

1つ目は年間を通した需要予測をしっかり計画立てること。

Multi-ethnic businessman and warehouse worker talking

 

レンタル業って結構ビジネス的に「待ちの商売スタイル」と言われるほど「黙っててもお客はやってくる」という考えを持っているところが多いんです。

しかしその考えもそろそろ古くなってきているので、刷新しましょう!

例えば僕のクライアントさんで、すごいな〜と思うのが、

既存顧客に対して来年の仕事計画をしっかり営業スタッフがヒアリングに回っているところがあります。(BtoBのケース)

もちろんお客様によっては「いや、そんなん来年にならないとわからない!!」と言われるところもありますが、

「大切なお客様のために、適正な品揃えをしておきます。せっかくレンタルの依頼を頂いたのに、今在庫がありません!と返答しなくてはならないのは残念なので」

「だいたいでいいですよ。少し大きめに見積もっていただいてもいいです」

とかうまく聞き出してます。

BtoCのケースでも同じで、お客さんに直接聞くのがいいです。

ただしリイート率の低い(例えばベビー用品・結婚式衣装)などの商品を扱って居る場合は、

商圏内のポテンシャルデータをしっかり分析すれば、年間の需要予測はよめてくるはずです。

もし興味があれば僕らが分析した需要予測調査報告書をお見せしますのでお声がけください(もちろん有料ですww)


 

2つ目がレコメンドオペレーション設計です。

Hispanic businesswoman holding out clipboard

ん???何それ!?

ですよね、わかりますわかります。

簡単にご説明すると、第2希望商品をこちらから提案するというものです。

お客様からレンタルの依頼をもらった時、残念ながら在庫を切らしているということはレンタル会社さんよくあることです。

こんな時にうまく、

「大変申し訳ありませんが、その商品の次回レンタル可能日は2週間後なんです。もしお急ぎでしたら類似商品のAはいかがでしょうか?

この度第一希望にお応えできませんでしたので、送料はこちらが負担させていただきます」

ってな感じです。

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これよくあるんですけど、機能がほぼ同じAとBという商品があるとする。

なのにお客様のオーダーはAに毎回集中してしまい、Bの在庫が稼働しない。。

というケース。

これだとどうしてもスペース生産性が下がってしまいます。

受注窓口(フロント)がしっかり倉庫の在庫状況を把握してて、このスペース生産性を高めるための在庫循環を目的としたレコメンド(おすすめ)オペレーションをしっかり設計しておく。

たったこれだけなんです。

お客様に一声かけるだけで、結果はかなり変わってきます。

レンタル業も使える物流アウトソーシング


ここ最近、レンタル業でも物流のアウトソーシングをする会社が増えてきました。

営業拠点を新たに展開する際のテストマーケティングとしても、自社でゼロから保管倉庫を構えてしまうよりも、圧倒的にリスクは低くなります。

クライアントさんに教えてもらったのが、この一括見積もりサイト物流倉庫一括.jpです。

一括問い合わせなのでちょっと返信や営業電話がかかってくる本数が多いのは多いですが、間違いなく正しいパートナーを選択できるというので利用されているそうです。

確かに都道府県をまたいぐと、ビジネス感覚が全くわからなくなりますよね。

どの物流会社にアウトソーシングの相談をすればいいのかわからないし。

そういう点では、一気に4、5社ほど相見積もりをとって、比べてみるのもいいですね。


Sho Fujimoto/藤本翔
藤本翔 | Sho Fujimoto Mobile🌏Bohemian | Artist 💻| CD | 6months Living🏡Osaka
✈︎ 2months work at 🏢Tokyo ✈︎ 4months Traveling🌏World | Love my Family💓