中途半端なサービス力がイノベーションを妨げている – RE-Business

中途半端なサービス力がイノベーションを妨げている

 

こんにちは、こーすけです。

 

先日、目黒で行われたシェアリングエコノミー協会のミートアップに参加してきました。

今回のパネルディスカッションは、自民党の平井卓也衆議院議員、Uber Japanの高橋さん、マカイラ株式会社の藤井さんがパネラーで、

日本と海外を比較した「シェアリングエコノミーにおける政府との関係性」について、それぞれの視点からおもしろい意見が盛りだくさん飛び交ってました。

そのミートアップでの気づきや学びを備忘録的に書いていきます。

 


”日本のサービス産業を妨げているもの”

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僕自身、海外で暮らした経験もあり思うことですが、日本の治安って本当に良いですね。

夜に女性が一人で、流しのタクシーに乗っても攫われる心配なんかないのが日本という国の治安の良さ。

これはもちろん、とても素晴らしい。

 

これがメキシコだったら多分無理ですよね。

東南アジアでも危険です。

僕は数年前にアジアから日本に帰ってきた際に、夜道を警戒せずに歩ける日本って素晴らしいなーって本気で思いました。

 

しかし、こういう部分がある意味サービス産業のイノベーションの妨げになっているのではないかと思います。

 

逆に海外は、

治安も悪く、過剰に店員がお客さんの言いなりに動くこともない。

レストランに行っても放置プレイなんてよくあることだし、

普通に虫入ってても笑いながらサッと取り除いてくれるだけだったり、

夜のタクシードライバーがやたら強気におどしてきたり、

途中寄り道して知らんやつが勝手に相乗りしてくるし。。。

 

基本、日本の尽くすようなサービスは受けることができません。

彼らとしても提供する気もないと思いますが。

 

そんなカルチャーでサービス産業にイノベーションを起こそうと思うと、ITの力を活用しなければなりません。

尽くすようなサービスではないので、利便性や信用性や品質の向上となるトリガーはITです。

 

それに対して、

日本は効率的な仕組みを構築するよりも、どちらかというと人に依存した仕組みになっている。

 

新しいテクノロジーを導入しなくても、ある程度のサービスが提供されるので、積極的なテクノロジーの導入がなされない。

そう、中途半端なサービス力がサービス産業のイノベーションを妨げていると思うのです。

 

 


“タクシーで財布を置き忘れたら戻ってくる?”

Taxis on a street with yellow signs

Taxis on a street with yellow signs

 

先日のミートアップにて、自民党の平井議員からUber Japanの高橋さんへこんな質問がされてました。

「娘が先日、流しのタクシーに財布を忘れて、追跡できずに困っていた。流しのタクシーだからどの会社かもわからない。」

「Uberだったらこんな問題でも解決できますか?」

 

Uber Japanの高橋さんは

「もちろん、出来ますよ。」

「Uberには乗客やドライバーの活動履歴が残りますから、どのドライバーの車に置き忘れたかどうかはすぐにわかります。」

これはUberというサービスが、ただ空いている車を手配する配車アプリというだけではないということの一つの事例だと思います。

 


”サービス産業をデジタルで再構築”

Businessman in office interior and social net connection 3D illustration

Businessman in office interior and social net connection 3D illustration

 

Uberのような、いわゆるシェアリングエコノミーと呼ばれる分野でサービス提供しているプラットフォーマーたちの強みは”マッチング”だけではありません。

活動データの活用によるユーザーエクスペリエンスの向上も大きな強みです。

そして、この2つはデジタルを中心としたビジネスモデルにシフトすることで提供が可能な価値になります。

つまり、サービス産業を伸ばしていく為には、デジタルを中心とした新しいビジネスモデルにシフトしていかなければいけません。

デジタルトランスフォーメーション化が絶対必要です。

 

安倍政権は500兆から600兆へ日本を経済成長させると言ってますが、日本の産業に従事する人口の70%はサービス産業です。

サービス産業の発展がなければ、+100兆円は厳しいと思います。

サービス産業が発展する為には中途半端な人に依存したモデルを早く脱却して、デジタル中心にモデルを再構築する必要があるのではないでしょうか。

 

 

<この記事のライター>

清水こーすけ

Instagram → https://www.instagram.com/shimizu_kosuke/