「描く」ということを説明する。親しみやすく柔軟なアート。 / 絵画アーティスト Kazuma Horie – RE-Business

「描く」ということを説明する。親しみやすく柔軟なアート。 / 絵画アーティスト Kazuma Horie

KAZUMA HORIE Profile

大学卒業後、画材屋に就職。そこでの出会いが、小さな頃から好きだった絵をグループ展に出展するきっかけに。その後創作活動を本格的にはじめ、2011年、BankARTでの滞在制作も経験。現在は相模原を拠点に活動している。

掲載、参加歴
・TURNER AMBASSADORS PROGRAM 
・エコレポ
・江古田新潮

影響を受けた作家:ブルーノ・ムナーリ
Instagram:https://www.instagram.com/kazumahorie/

 

 

堀江さんが、出展する「スーパーオープンスタジオ2017関連企画SOMETHIKSOMETHIKS」(2017/11/05で終了)へ足を運んだ。

堀江さんが制作活動の拠点とする相模原は、アトリエが多くある街。今回訪れた展示も、相模原を拠点とするアーティストの作品が多く展示されていた。

「”描く”ということを説明するような作品を作っています。」
そう話す堀江さんの作品は、主に「重ねる」と「置く」で作られるという。

イメージを配置していく(置く)ことと、それを重ねていくこと。そこから、作家の作業工程が見えてきたりもする。どのように出来上がった作品なのか想像しながら鑑賞するのも、作品の楽しみ方の一つだ。

 

▲「ピンク色の絵」Kazuma Horie
ベニヤ板のキャンバスに色々な画材を使って描いた作品。
仕上げにはピンクのアクリル系ペンキを塗り、それをたわしでこすり落としている。

 

堀江さんの作品に使われる画材は、一言では説明できないくらい様々。

例えば、最後の仕上げにアクリル系のペンキを塗って、それをたわしでこすり落としてみたり「描く」だけでは終わらない。彫ったり、削ったり、貼ったり…。

▲展示作品の一つ。これもまた「重ねる」「置く」アートである。一つ一つ見ていくだけでもワクワクする。

▲「ネタ帳」のようなものを見せてもらった。ノートにいつも落書きをして、その中から気に入ったものを作品にしているそう。

 

そんな堀江さんは創作活動の他に、子供達に美術を教える仕事もしている。
「現代アートをやりつつ、一般の人や子供たちにもわかりやすい作品を作っていきたい。」
そんな言葉にもすごく納得できた。なぜなら、堀江さんの作品は一見難解に見えるが、一人一人が頭の中で解釈(想像)して楽しめる、そんな柔軟な作品だったからだ。

「100年後にも自分の作品を見てもらいたい。自分が色々な作品を見てきた経験を先の世代にも経験して欲しい。」
”多くの人にアートの楽しさを知ってほしい”そんな思いが堀江さんの言葉に、作品に、活動に、いっぱい詰まっている気がした。

 

編集後記

堀江さんの作品には、目で見て「これは何だろう?」「どういう意味なのだろう?」と想像を掻き立てられるものが多い。考えてみて結局意味はわからなかったとしても、それで良い。作業工程や、ストーリーを想像することに楽しさや意味があるから。

絵画の他にもコラージュ作品や、何かが貼り付けてあるキャッチーな作品も多いので、普段現代アートに馴染みのない人や子供たちにも、親しみやすいはず。

 

堀江さんの作品は、こんな場所に合いそう

様々な画材を使用して出来上がった「絶妙な色味」は、ショールームなどのクリーンなイメージの壁にも、反対にアンティーク系のショップやサロン、飲食店にも合うはず。

一枚あるだけで、他とは違うこなれ感が出せそう。

 

miwo tsuji

 


■お気に入りは一部お求めいただけます

作品のご購入も一部ではありますがCasieのオフィシャルBASEでお求めいただけます。