超アホが財務会計で一番になった話 – RE-Business

超アホが財務会計で一番になった話

せっかく可愛らしい女子高生の写真に魅かれてやってきてくれたのに、

申し訳ない。この女子高生のお話ではなく、僕のお話だ。。。。

前の会社(船井総合研究所)に入社して今年で10年目の頃。

毎年行われる全社員が集まる方針発表会には、その年の4月に入社予定の内定者たちにもたくさんお会いする。

彼らと少しお話をさせてもらうと、自分が1年目だった頃を思い出した。

 

僕が経営コンサルタント(もどき)になってしまった日。

そして誰からもバカにされ、社内で激しいイジメにもあった。

今の僕だけを知る人は、「うそでしょ〜」って真剣に疑うだろう。

これからお話するのは僕のちょっとした、本当の昔話だ、誰かのお役に立てば幸い。

 

何も一番がない自分は場違いだった

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船井総合研究所という会社は本当にデキる奴が多い。

チラシが得意、Webマーケティングが得意、営業研修が得意、ライティングが得意

MD設計が得意、競合調査が得意・・・・

「この会社で一番これこれが得意な人は誰ですか?」と聞くと8割くらいが同じ人を挙げる。

それくらい一番主義が明確で、分野で一番を持つ人には仕事の依頼が集中し、結果その人は実績を上げるコンサルタントとして売れていく。

そんな先輩たちを超間近で見続け、

到底追いつけそうもないという焦りとプレッシャーから、「逃げたい」という正直な気持ちに追い込まれた。

「逃げてたまるか!」という偽りの気合と・・・・

「俺・・場違いじゃないか!?」

「場違いなら、もう辞めてまおうかな。。その方が楽やし、なんかワクワクするやん!」

みたいな感じで人生のヘタレ選択を真剣に考え、2ヶ月ほど気持ちが浮き足立ってた。

その間自分で何らかの商売を始めようとしたが、小銭くらいしか稼げない。

結局「自分には力がない」それを社内からも社外からも厳しく突きつけられた。

 

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会計・財務の猛勉強で一番を目指す

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自分も何かで一番にならないと誰からも必要とされない。

「お前は何屋やねん!?」って先輩からよく突然聞かれるが、これといって回答できることがない。。。

本気で焦った。僕の場合は中途社員だったので、いわゆるキャリア組だ。

24歳という第二新卒枠であっても、誰も新入社員扱いはしてくれなかった。(まぁ当然)

ここで問題なのが「こんな自分が何で一番になれるのか」というもの

経営コンサルタントというものは、基本的に経験が積み重ならないと力を発揮できない。

もっと分かりやすく言うと、

“勉強しただけでは使えない”というのがほとんど

 

やばい・・・・・

 

時間軸が分母にあるなら、僕はいつまで経っても一番になることはない。

そんなことを考え、毎日どうしたらいいか不安だった時。

とあるプロジェクトの打ち合わせでヒントを得た。

あれはかなり大きなプロジェクトだった。うちの役員さんの仕事で、

プロジェクト監修は上席コンサルタント。

プロジェクトリーダーはシニアコンサルタントという豪華なメンバー。

僕はプロジェクトメンバー総勢12名中、12番目のいわゆる雑用係としてアサインされた。

その社内メンバーで打ち合わせ中。

プロジェクトリーダーが

「今回の財務分析は誰がやる!?」ってメンバー全員に投げかけると・・・・

全員が顔を下に向け、返事をする人はいなかった。

 

正直、中途社員として入社して半年くらいだった僕からすると、

「えっ!?財務分析ってそんな難しいの??こんなに優秀な人が集まってるのに・・・」(心の声)

僕はこの時に見つけた。

この会社で会計と財務の分析力付けたら一番になれるかもしれない。

もちろん会社NO.1は無理でも、グループNO.1くらいにはなれるかも!!!!

 

これポイントなのが、

経験ではなく、勉強だけで一番の椅子に座れる可能性があるということ。

経験を前提とした一番の椅子を新人が奪い取るのは至難の技だと僕はわかっていた。

ここから僕の会計・財務の猛勉強がスタートした。

 

経常利益って何!?

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この写真があまりに当時の僕自身を的確に表現してて感動すらした・・・・。

本を買ったり、ネットで調べたりして勉強を始めたものの、根本的なことがわからなくて、時間だけが過ぎる。

そして夜な夜なビールを飲みながら勉強を続けるが、気づいたらヘベレケ・・・みたいなことが続いた。

 

実は前職時代。約束手形の集金と領収書しか書いたことがなく。

「売上」という言葉は知っていたけど、その中身は全く理解してなかった。

先輩との同行中に、クライアントさんの決算書を眺める機会があった。

「“けいつね”で1億2,000万円だと・・・・・・」という会話があったので、

僕は必死で決算書の中から「系付値(けいつね)」という項目があるんだと探しまくってた・・・。

これ嘘ではなく本当の話。

 

Google先生に教えてもらおうと、色々と検索はしたものの、

頭が白紙ベースにアホなので調べるたびに分からない言葉が出てくるため

「売上とは」カチッ

「売上総利益とは」カチッ

「貸方 借方とは」カチッ

「流動資産とは」カチッ

・・・・・・・・・・・・・・・・

終わらへん!!!

 

恥ずかしいので先輩にも「教えてください」と言えず。

ユーキャンの簿記3級講座とか通信でやろうかと思い始めたそんな時。

僕と全く同じような境遇を乗り越えた先輩から一冊の本を紹介された。

それがこれ▼▼▼

決算書はここだけ読もう〈2017年版〉

これまで2、3冊の簿記系の本は買って読んでみた。

だけどそのどれもが、白紙のアホには伝わらない。

「分からないことが分からない」とはまさにこれだ。

しかしこの決算書はここだけ読もう〈2017年版〉との出会いは運命的だった。

僕がなぜ簿記の教科書では理解しきれなかったのかが明確にわかった。

会社という組織に置き換えて、会計と財務をゼロベースのアホにも伝わるように書かれてた。

そして何より事前に赤線が引かれてて、重要なポイントが一目でわかる。

しかものこ本、A4サイズなのだ!!!!

 

つまり教科書感がハンパない。

まさにアホのために文字は大きく、必要な箇所は事前に赤文字で書いてるから、

赤い下敷き使って受験勉強の時みたいにしっかり勉強しろ!!

みたいな意気込みで作られているので、分かりやすい。

そう、あの受験勉強の時に「暗記型」で覚えた頃の作り方になっている。

それも、重ねて言うが「会社という組織に置き換えて全てが構成されている

 

また、章立てが素晴らしい。

多分普通のサラリーマンさんが第1章を読むと「バカにしてんのか!?」ってなるほど簡単なところから始まってくれる。

僕はこの決算書はここだけ読もう〈2017年版〉を3ヶ月もかけて毎日カバンに入れてボロボロになるまで使い込んだ。

おかげさまで

「分からないことが、分かるようになった」

 

独自の分析フレーム開発で一番の座を獲得

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会計と財務の基本を3ヶ月かけて勉強し、クライアント先の顧問税理士さんに授業料を自腹でお支払いして中小企業における会計処理のリアルと分析の視点を教えてもらった。

本や教材では絶対に知り得ないリアルな節税、会計処理なども理解した。

経営コンサルタントとして、

クライアントに提案する戦略の精度も随分高まった。

簡単に言うとその企業における「力相応一番」を実現する提案ができるようになった。

アセットプランも組めるようになった。

引き続き勉強は進み、せっかくだから中小企業診断士の通信教育も15万円くらい自腹で払って勉強した。

(あっ、ちなみに1次試験しか合格しませんでした・・・資格取得が目的ではなかったので。と言う強がり)

 

そんな中、僕は独自に業種別の財務(ファイナンス)分析フォーマットを作ってみた。

鹿児島のクライアントさんで初めてその分析手法を用いて、アセットを前提とした力相応一番を目指せる戦略とスケジュールの提案をしたところ、これが大反響を呼んだ。

何がそんなに良かったのか。。。分からなかったが、その鹿児島のクライアントさんがこう言ってくれた

「わしみたいなアホでもこれなら意味分かるわ!ありがとうな〜」

なるほど・・・・なんか僕が「アホ」と言われてるような気がして複雑な気持ちだったが・・・

 

クライアントさんだけでなく、社内の先輩方からも高評価をいただき、

社内から様々なプロジェクトや支援同行のオファーを受けるようになった。

もちろん社内NO.1とは言えないかもしれないけど、

確実にチームNO.1、グループNO.1の座を獲得したと言える。

 

この経験は今でも大変役に立っている。

僕は性格上、あまのじゃくなところがあるので

みんなが苦手とするところへ挑戦し、得意としてしまおう!という癖がある。

まぁだからこそ10個チャレンジして2個くらいしか前進しないww

 

あの時、プロジェクトミーティングで先輩たちが、

「財務分析やる人!」って聞かれた時に沈黙してくれていなかったら、今の僕はないのかもしれない。

ほんまに、チャンスはどこにあるかわからない。

今の時代、

「僕はこれで一番です」

というのが無いのは食っていけない。当たり前だけど。

大切なのは

何で一番なるのか=着眼力

どこで一番になるのか=ポジションイング力

 

だと思う。

あまり多くはないと思うけど、自分が経営コンサルタントになってしまい。。。

アホなことを恐れている人がいれば、お役に立ちたいww

ほんと、何失礼なこと書いてるんやろか。。。

 

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気づかせてくれた先輩のIさん

実戦で使わせてもらえた鹿児島のクラインとOさん

僕に毎日「お前は何屋やねん!?」って詰めてくれたGMのAさん

に感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。


<世界一自由なサラリーマン>

Sho Fujimoto/藤本翔

藤本翔 | Sho Fujimoto Mobile🌏Bohemian | Artist 💻| CD | 6months Living🏡Osaka
✈︎ 2months work at 🏢Tokyo ✈︎ 4months Traveling🌏World | Love my Family💓